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著者 | : 池内 ひろ美 |
発行 | : 2002年 5月 |
出版社 | : 主婦の友社 |
価格 | : ¥1,575(税込) |
単行本 | : 191ページ |
おすすめ度 | : |
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内容(「BOOK」データベースより)
離婚は戦争である。あなたと相手が生き残りをかけた戦いであるともいえる。おおげさだな、と思うかもしれないが、残念ながら、離婚の場では、先にその自覚を持ったほうが勝利する。本書では、著者が一度だけ経験した離婚と、4000件を超える相談を行ってきた結果、会得した秘伝の術(!)を惜しみなくお伝えする。
内容(「MARC」データベースより)
テレビの離婚コメンテイターとしても活躍する著者が、最新の離婚の実例とマニュアルを紹介。突然離婚したいと言われたとき、離婚を考え始めたとき、早く、リーズナブルに別れる戦略を伝授する。
目次
第1章 離婚に「向き合う」ということ(結婚の失敗は、なぜ起こるのか / あなたの結婚をふり返る ほか)
第2章 離婚を有利に進めるために(相談相手を間違わないで / 一度は弁護士に相談しよう ほか)
第3章 離婚の種類と法的な手続き(離婚の種類 / 離婚届の書き方 ほか)
第4章 離婚とお金(離婚とお金 / 財産分与 ほか)
第5章 離婚と子ども(親権について / 子どもの氏と戸籍 ほか)
やはりこのような状況では、相手が悪かったり、気に食わなかったりすることが多いと思いますので、自分の落としどころを早めに決めて、そのために冷静になるのは難しいと思うんです。でも、この本の第1章で自分達の結婚についてあらためて見つめなおさせてくれます。ふだんそのようなことはあまり考えないと思います。いま、この状況をどうするのか、ということで精一杯になりがちです。そこで、この本を読むと二人の結婚生活がどんなものだったのかを振り返らせてくれて、自分の悪かったところや、相手の良いところをあらためて思い出させてくれます。
離婚を考える時は感情的になっていることが多いので、そこでどれだけ冷静になれるかが非常に大事だと、私は私の経験から強く思いました。相手が悪くて感情的になって離婚するというシチュエーションが非常に多いと思いますが、そこでいかに冷静になって相手を一方的に責めるのではなく、二人もしくは家族の将来を考えられるか、ということが最悪の事態を避けるために必要だと思います。
この本の本来の目的は別のところにあるのかもしれませんが、私は離婚をしようと考える前に、最後の判断を下す前に読んでほしい本だと思いました。